- 100 ThievesのCS2復帰が意味するもの
- 新ロスター概要:若さと経験のミックス
- 若手コア3名のポテンシャル分析
- レジェンド3人がもたらすインパクト
- 短期結果より長期戦略:VRS時代の勝ち筋
- トップティアとの比較と現実的な期待値
- 100Tファンなら押さえたいCS2スキン事情
- 今後の展望とまとめ
100 ThievesのCS2復帰が意味するもの
北米を代表するeスポーツ組織100 Thievesが、ついにCounter-Strike 2(CS2)シーンへ本格復帰しました。2021年にオーストラリアラインナップを手放して以来、約数年ぶりのカムバックです。
復帰にあたって注目されたのは、既存の強豪コアを買い取る"即席トップチーム"路線ではなく、あえて若手有望株+世界的レジェンドという構成を選んだ点です。これは、
- 短期的な大会結果よりも、
- 中長期的な育成とブランド価値の強化
を優先するという、かなり明確なメッセージでもあります。
また、ロスター構築を指揮するのはGM的立場のGraham "messioso" Pittと、戦術面で定評のあるSean "seangares" Garesという、CSシーンで長く実績を残してきた頭脳派コンビ。単なる話題作りではなく、データと経験に基づいた戦略投資としての復帰だと捉えられます。
新ロスター概要:若さと経験のミックス
今回の100 Thieves CS2ロスターは、大きく分けて
- 成長株の若手3名
- 世界トップレベルを知るレジェンド3名(うち1名はコーチ)
という構造になっています。ここでは、まず全体像を整理しておきましょう。
若手3人のコア
若手側は、主にヨーロッパのTier2〜3シーンで頭角を現してきた選手たちです。
- Alex "poii" Sundgren(スウェーデン) – 超攻撃的ライフラー
- William "sirah" Kjaersgaard(デンマーク) – セカンドスター候補のライフラー
- Andrei "Ag1l" Gil(ポルトガル) – 堅実なアンカー/サポート
彼らはいずれもビッグネームではありませんが、最近のCS2プロシーンでは次のブレイク候補として数えられてきた選手で、特にヨーロッパのアナリストやスカウトからの評価が高いメンバーです。
レジェンド+コーチ陣
若手を支えるのは、CS:GO時代から世界トップで戦ってきた超有名選手・コーチ陣です。
- Håvard "rain" Nygaard – IGL(インゲームリーダー)に挑戦する元FaZeスター
- Nicolai "device" Reedtz – CS史上屈指のAWPer
- Lukas "gla1ve" Rossander – 元Astralisの名将がコーチとして参加
この布陣を一言で表すなら、
「若手3人をレジェンド2人+戦術の天才1人が徹底的に育てるチーム」
と言ってよいでしょう。勝ち方を知るベテランと、まだ伸びしろだらけの若手を掛け合わせることで、数年スパンでトップチームに成長させることを狙っています。
若手コア3名のポテンシャル分析
100 Thievesが今回の復帰で最も重視しているのは、この若手3名の育成です。それぞれのプレイスタイルやチーム内で想定される役割を整理してみましょう。
poii&sirah:攻撃的ライフラーコンビ
新生100Tで一番の注目株と言えるのが、スカンジナビア出身のpoiiとsirahのライフラーコンビです。
- poii – エントリーやスペース作りに積極的な、かなり攻撃的なタイプ。ピーク頻度が高く、ハイリスク・ハイリターンな場面でも臆せず前に出るスタイルが特徴です。
- sirah – poiiよりは一歩引いたポジションで、トレードキルやミッドラウンドの勝負に強いタイプ。ゲーム理解度が高く、デュオとして非常に相性が良いと評価されています。
現時点ではTier1大会での実績こそ少ないものの、
- エイム面のポテンシャル
- 前線で戦えるメンタリティ
- 若さゆえの吸収スピード
は十分。100T側も「将来の看板スター候補」として据え置くつもりでの獲得と見て良いでしょう。
Ag1l:派手さはないが勝つために必要なアンカー
Ag1lは、スタッツだけを見るとそこまで派手な数字は残していないかもしれません。しかし、ポルトガルのSAWでのプレイを追っていたアナリストたちは、口を揃えて「かなり堅実なアンカー」だと評価しています。
アンカーとは、CTサイドでサイトを1人で守り切ることも多い非常に重要な役割で、
- ポジショニングのセンス
- ユーティリティ(グレネード)の節約と使いどころ
- 一度に複数人を相手にする時の冷静さ
など、目立ちにくいがチームの勝率に直結するスキルが求められます。データ視点でも、Ag1lは
- サイト維持率(hold%)が上位クラス
- アンカーポジションでのADR・KPRが安定
といった数値を残しており、若手中心のチームを安定させるうえで非常に理にかなったピックだと言えるでしょう。
レジェンド3人がもたらすインパクト
若手の伸びしろを最大限に引き出すには、経験豊富なメンターの存在が欠かせません。そこで100 Thievesが用意したのが、CS史に名を刻むrain・device・gla1veという豪華トリオです。
rain:初の本格IGL挑戦
FaZe Clanでメジャーチャンピオンにも輝いたrainは、これまで主にエントリーフラッガーとして世界トップのリフレックスを誇ってきました。しかし今回100Tでは、初めて本格的にIGL(インゲームリーダー)の役割を引き受けます。
2025年のスタッツを見ると、純粋な撃ち合い能力はピーク時より落ちているとも言われますが、
- 大舞台での経験値
- ラウンドの流れを読むセンス
- 若手と同じ前線ポジションを経験してきた理解の深さ
は、チームの指揮官として大きな武器となります。IGLとしての未知数な部分は確かに"ギャンブル"ですが、失敗してもキャリアを終えるわけではなく、むしろ新たな価値を付与するチャレンジとしてポジティブに捉えられています。
device:かつての“王”は復活するのか
Nicolai "device" Reedtzは、Astralis黄金期を支えたレジェンドAWPer。メジャー優勝4回、MVP多数という実績は、今でもCS史上最高峰の選手として語られるほどです。
ここ数年は精神面の問題や環境の変化もあり、全盛期ほどの圧倒的なスタッツは残せていません。しかし、
- ポジショニングの正確さ
- 無理をしない堅実なピーク
- クラッチ力の高さ
といった「ミスをしないAWP」という強みは健在です。特に今回、コーチとしてgla1veと再びタッグを組むことで、
- かつてのAstralis流のシステマチックなCS
- 若手に落とし込まれた新しいメタ
が融合した形になる可能性があり、どこまでフォームを取り戻せるかは大きな見どころです。
gla1ve:プレイヤーからコーチへの転身
Lukas "gla1ve" Rossanderは、CS:GO時代に「史上最高のIGL」とすら呼ばれた男です。そんな彼が選手を引退し、100Tで初めて本格的なコーチ業に挑戦します。
プレイヤーとしての最後の数年は決して全盛期の輝きではなかったものの、
- セットプレイの構築力
- 相手の癖を突くピック・バン戦略
- データと直感を組み合わせたミッドラウンドコール
といった強みは、コーチとしてこそ最大限活かされる領域です。rainがIGLとして成長するうえでも、gla1veの存在は非常に大きな支えとなるでしょう。
短期結果より長期戦略:VRS時代の勝ち筋
今回100 Thievesがユニークなのは、既存の高ポイントコアを買わなかったことです。多くの組織は、ポイントシステム(VRSなど)で上位にいるチームのコアメンバーを買い取ることで、
- すぐにTier1大会へ出場できる
- 短期的な露出とスポンサー価値を確保できる
というメリットを取りに行きます。
しかし100Tは、
- ポイントを持たない若手+ベテランを組み合わせたロスター
- オープン予選やLANを積み重ねてVRSを自力で上げていくルート
を選択しました。これは、
「今すぐトップに行くより、土台から作った方が数年後に強い」
という判断でもあります。
VRSをゼロから積み上げる現実的なプロセス
VRSシステムは、オープン大会や小規模LANでも結果を出し続ければ、意外と短期間でランキングを駆け上がれる設計になっています。データアナリストたちの検証でも、仮想チームがオープン大会を走り続けた場合、
- 半年〜1年でTier1チームと同じ土俵に立てる可能性
が指摘されています。
つまり100Tとしては、
- 2026年:オープン大会・小〜中規模イベントを中心に経験値とVRSを積む
- 2027年:Tier1イベントへの常連入りを目指す
- それ以降:足りないピースを入れ替えながらトップ争いへ
といった中期ロードマップを描いていると考えられます。
トップティアとの比較と現実的な期待値
では、この100Tロスターは現在のCS2トップシーンでどの程度戦えるのでしょうか。Vitality、Spirit、MOUZ、Falcons、FURIA、NAVIといった現行トップチームと比較すると、現段階では正直なところプレーオフ常連クラスとは言いがたいのが現実です。
現時点でのギャップ
トップチームと比べたときの100Tの課題としては、
- 若手の安定感不足:一発の爆発力はあっても、Bo3・Bo5シリーズで安定して勝ち切るには時間が必要
- 役割の最適化:rainのIGL転向、deviceのフォーム、若手の得意マップなど、まだ固まりきっていない要素が多い
- チームとしての土台:コミュニケーション言語、練習環境、ブートキャンプの頻度など、運営面での構築期間が必要
といったポイントが挙げられます。
ファンが持つべき現実的な期待値
だからこそ、100TファンやCS2視聴者としては、
- いきなりメジャー優勝を期待するのではなく、
- 「1年目は成長物語を楽しむ」くらいのスタンス
で見守るのがベストです。
短期的には、
- オープン予選からの番狂わせ
- 格上相手に1マップ奪うアップセット
- 特定マップ(例:NukeやTrain系マップ)での強さ
といった部分が楽しめるポイントになるはずです。そして1〜2年スパンで、
- 若手の誰がエースに育つのか
- rainのIGLがどこまで洗練されるのか
- gla1ve流CS2メタがどんな形に結実するのか
を追いかけることで、チームの"物語"そのものがコンテンツになります。
100Tファンなら押さえたいCS2スキン事情
競技シーンの盛り上がりとともに、CS2スキン市場も再び活発になってきています。100 Thievesファンとして試合を楽しむなら、武器スキンやナイフで自分のスタイルを出していきたいところです。
CS2スキン市場の基本と安全な売買
CS2のスキンは、見た目を変えるだけでゲームバランスには影響しないコスメティックアイテムですが、コレクション価値やレア度によって実際のマーケット価格は大きく変動します。
スキンを売買する際に重要なのは、
- 信頼できるマーケットを使うこと
- 価格相場を把握しておくこと
- 手数料や出金方法を事前に確認すること
などです。とくにCS2への移行期は需要と供給が揺れやすく、スキンの価値が上下しやすいタイミングでもあります。
日本語ユーザー向けに使いやすいマーケットとしては、cs2 skinsの売買が可能なサイトをチェックしておくと良いでしょう。自分のインベントリの価値を把握しながら、必要に応じてスキンを整理できます。
CS:GOスキンの価値とCS2への引き継ぎ
CS2移行後も、CS:GO時代のスキンはそのままインベントリに残り、多くはCS2でも使用可能です。古いスキンの中には、
- 大会ステッカー付きで希少価値が高いもの
- コレクターズアイテムとして価格が高騰しているもの
も存在するため、適当に売ってしまう前に一度相場をチェックするのがおすすめです。
もし昔のスキンを整理してCS2用の資金にしたい場合は、csgo skinsの買取相場を確認しながら、不要なものを売却していくと効率的です。得た資金で、
- 自分のメイン武器向けのスキン
- 100Tカラーに合わせた赤系・黒系のスキン
などを揃えれば、観戦時のテンションも一気に上がります。
100Tファン向け“それっぽい”ロードアウトの組み方
公式の100Tコラボスキンがなくても、色味やテーマを揃えることで「それっぽい100T風ロードアウト」を作ることができます。例えば、
- 赤&黒ベースのライフルスキンを中心に揃える
- ナイフやグローブもできるだけ暗めの色合いでまとめる
- ステッカーで100Tや似たイメージのロゴカラーを活用
といった工夫で、配信やフレンドマッチで自分の100T愛をさりげなくアピールできます。スキンを探す際は、マーケットのフィルタ機能を活用し、価格帯と見た目のバランスを見ながら選ぶと良いでしょう。
今後の展望とまとめ
100 ThievesのCS2復帰は、単なる"看板だけのビッグネーム復活"ではなく、
- 若手に全力で投資し、
- 世界的レジェンドの経験値で磨き上げる
という、かなり明確な長期戦略に基づいたプロジェクトです。
短期的には、
- 大会でのアップセット勝利
- 若手が突然覚醒する試合
- rainのIGLとしての成長物語
といった"ドラマ"を楽しみつつ、2〜3年スパンでチームがどこまで進化していくのかを見守るのが、このロスターの一番の楽しみ方と言えるでしょう。
CS2シーン全体もマッププールやメタが変化し続けており、今後さらに新しいスターや戦術が生まれていくはずです。100Tがその中心に食い込めるかどうかは、若手3人とベテラン3人がどこまで噛み合うかにかかっています。
観戦をさらに楽しみたいなら、CS2やCS:GOのスキンを活用して、自分のロードアウトもアップデートしてみてください。信頼できるマーケットを使いながら、cs2 skinsやcsgo skinsを整理・強化していけば、100 Thievesの試合を観る時間がもっとワクワクしたものになるはずです。
長いロードにはなりますが、100 Thievesは着実に「勝つための準備」を始めました。これからのCS2シーンで、彼らがどのような物語を紡ぐのか――その第一章が、今まさにスタートしています。









